ひよこホームとは

ひよこホームとは、タイ北部メーサイ郡に位置し、
高地民族であるラフ族の子どもたちが学校に通うために生活している生徒寮です。
そこでは約35人の子どもたちが親元を離れ、寮母父と寝食を共にしながら村の学校へ通っています。

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多くの子どもたちの実家があるホイチョンプー村は、山々に囲まれ、村人のほとんどが農業で生計を立てています。
山の村には学校がないため山の麓の学校に通わなければなりません。
しかし、山から麓までは悪路を車で約1時間もかかり、以前は徒歩で数時間かけて通っていましたが、
今は麓に寮ができたためにひよこホームで生活をしながら通学しています。

高地民族はタイ国籍を持っていない人が多く、タイ社会で生活していくためには、
タイ語を習得しタイ国籍(ID)を取得する必要があります。
そのために、子どもたちは学校へ通い最低でも中学校を卒業しなければなりません。


ここは、子供達がご飯を食べる「食堂」です。
夜になると、勉強スペースへと変わり、約1時間宿題などをしています。

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幼稚園生から高校生までが共同で生活しているひよこホームでは、
幼稚園生のときから掃除、洗濯を自分達で行います。
高学年の生徒は低学年の面倒を良く見ており、良き手本となっています。


スタディツアーで日本人から必ず振る舞われるカレーです。今では子供達の大好物です。
みんなで食べるカレーは、日本で食べるカレーとは一味違います。

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